ハナビラタケは1,000m級の高山にしか自生しない大変貴重なきのこで、人目に触れにくいその珍しさから「幻のきのこ」と呼ばれてきました。

人工栽培が難しい品種のため、日本でも生産者は少なく目にされた方は少ないのではないでしょうか。

近年そのハナビラタケの含有成分が大いに注目され、テレビや雑誌をはじめとした媒体に紹介されることが増えてきました。

ハナビラタケには大変多くの有用成分が確認されており、「βグルカン」をはじめ炎症抑制・免疫をサポートする「ビタミンD」、必須9種を含む「アミノ酸」19種、肌の潤いをキープする「植物性セラミド」などが含まれています。

中でも特に注目の成分として「βグルカン」と「ビタミンD」が挙げられます。

キノコ類などに多く含まれる食物繊維の一種で、多くの研究等で免疫を活性化すると実証されています。

βグルカンにはβ(1→3)、β(1→4)、β(1→6)の種類が存在し、その中でもβ(1→3)の型が免疫力を高めることが分かっています。

ハナビラタケのβグルカンはその大多数がβ(1→3)グルカンであり、だからこそ免疫力が特に高いと言われるのです。

ビタミンの一種できのこ類や魚類などから摂取できます。

筋肉や骨などの健康に関与すると語られることが多いのですがそれだけではありません。

免疫系細胞の働きを良くし、炎症が元となって発症するがん・動脈硬化、喘息やたばこ病(COPD)など呼吸器疾患の発症予防に有効な抗炎症作用があるのです。

紫外線を浴びることで体内生成できる栄養素ですが、現代日本人の多くが欠乏・不足状態であると言われており、欧米においてはビタミンDの食品表示が義務化され食品やサプリメントからの摂取を推奨するほどその重要性が着目されています。

更にウイルス性呼吸器感染症に対して血中ビタミンD濃度の関連性も研究発表され、今まさに世界中で求められている栄養素なのです。

現在一般的に流通しているハナビラタケの多くは、おが粉や栄養体を混ぜた「菌床栽培」と言われるものですが、弊社では独自の技術でより自然のハナビラタケに近い「原木栽培」での生産に成功いたしました。

北海道の雄大な自然のもと育ち厳選された原木を使用し、その栄養を余すことなく蓄えた「北海道産原木ハナビラタケ」です。